NCロードスターRHTに内装を付けようと奮闘した話

クルマ

私の愛車であるNCロードスター。

この子は電動ハードトップ仕様で、幌仕様の方々から夏熱くなくていいよね~と羨ましがられます。

ところがどっこい、このRHTの屋根は明確なコストダウン軽量化のためスチールとプラスチックのうっすい3層サンドイッチ構造になっているため、真夏に一時間でも外に止めようものならあっという間にあっちっちになるのです。。。

NCでも中期型以降に構造変更が入り、屋根の間に静穏材が入ったことで多少マシになったとのことですが、私の前期型はまだまだデバッグ前の型なのでそんなものはなく、ここ最近は毎日頭らへんのじりじりした暑さに耐えながら乗っているのでした。。。

そんな中みん〇らを徘徊していると、RHTに追加できる内張りを導入している人を発見!

あまりの暑さに耐えきれずぽちっと購入したのですが、この時は長い戦いになるとは思いもしなかったのです、、、

購入したRHT用の内張り

今回購入したのはCarbon Miataの

“Quilted Hardtop Headliner PRHT (Premade material) For Miata NC/Mk3”

色も複数用意されているので自分のイメージに合ったものをチョイスできます。

ただしネット情報では明るめの色は少々写真と違うこともあるようで注意です。

本体価格は$139で、別途送料が必要です。

CARBON Miata自体は英国のサイトですが商品自体は中国で作られており、かの悪名高いChina Post経由で届きます。

ちなみに送料と円安の影響で結構高くついちゃいました。。。

送料が$35で、為替レートが¥151/$だったのでざっと\25,000くらい。。。高い!

ということで購入したのがこちら。

内装と同じような感じで落ち着いた印象にしたかったので”Classic Black”を選択。

くるくると巻かれて届いたので開封してすぐ展開して数日放置をしておきました。

表面は合皮のような素材で意外に悪くない感じ。厚みも5mmほどあるので頭からの熱を遮ってくれそうな印象。これは期待できる!

裏面はこんな感じになっていて、マジックテープのフック側が縁のところに縫い付けられているのと、縫えないのを見越してか接着剤も塗布されています。

車両につける際にはこのマジックテープのループ側を屋根に張り付けることで取り付ける形です。

あれれ、、全然付けられないよ?

ということで実際に取付をしてみました。

屋根の内張の形に合わせて貼っていきます。

まずは大きいほうのやつを、センターロックを参考にしながら真ん中に貼っていきます。

次に大きいほうに合わせて後ろ側も貼っていきます。

作業自体は単純なので物の10分で終わりました。

明日の通勤が楽しみだな~なんて考えながら次の日乗ろうとすると。。。

落ちとるやないの。。。

なんと付属してくるマジックテープの粘着力がうんこなのと、あまりにもRHTが熱くなりすぎることで粘着力が弱まり、内張りの自重で落ちてしまうのです、、、

ここから私の長い戦いが始まりました。。。

たかが内装に試行錯誤、、、

このまま\25,000をどぶに捨てるわけにはいかない!と躍起になっていろいろ試すハメに、、、

マジックテープマシマシ作戦

最初にやったのはマジックテープマシマシ作戦。

もともと貼られているテープの数があまりにも少ないので、単純に数を増やしてやればくっつくやろの精神でやってみました。

Amazonで別途マジックテープを購入し、もともとあるものに対しては置き換えて、それ以外は追加をしました。

結果は、、、

また落ちとるやないの。。。

そもそも、事前にネットで聞いていた話では裏面がフェルト素材になっているので、車両側にマジックテープのフック側を取り付ければOKとなっていました。

ところが届いたやつを見るとよくわからんざらざら素材になっていて、半端な粘着力では全くくっつかんのです。

両面テープ&ゴリラテープ作戦

半端な粘着じゃくっつかないなら、もっと強いテープを持ってくればええやん!ということで、次の作戦は両面テープとゴリラテープでがちがちにつけてやる作戦としました。

マジックテープの粘着が落ちたところは両面テープで補強し、ざらざらしたところはゴリラテープをループ状にしたものをたくさんつけました。

これならいけるやろ!と思って翌日見てみると、、、

またまた落ちとるやないの。。。

さすがに2回も策が外れると結構萎えてきました、、、

しかし、\25,000をどぶに捨てるわけにはいかんので次の作戦を決行しました!

カーシェード作戦

そもそもすぐに落ちてしまうのは

①内張りの裏側がよくわからんざらざら素材になっていて、テープ類が全くつかない

②RHTが熱くなりすぎるため、耐熱用の接着剤でなければつかない

のではという仮説を立てました。

このうち②については、マジックテープマシマシ作戦でテープがRHT側に残っていたので、きちんと耐熱用マジックテープを買えばOKということになります。

マジックテープマシマシ作戦でRHT側に残ったマジックテープたち

なので①の対策として、裏面を別の素材に置換する案で行くことにしました。

買ってきたのはカーシェード。ホームセンターで\1,000くらいです。

こいつを内張の形に切って、接着剤でくっつけました。

これにカインズで売られている耐熱用(?)のマジックテープを貼っていきます。

2m分買ったのですがちょい少なかったですね。。。

結果は、、、!

ちゃんと残った!!!

真夏のクソ暑い中2日ほどおいてみましたが、落ちる気配全くなし!

勝った、、、、!

効果のほどはというと、狙い通り頭上のジリジリ感がなくなったしクーラーの効きも早くなった印象。

試しに剥がしてRHT本体を触ってみると死ぬほど暑いので効果はある様子。

間にアルミシートを挟んだのも空気層ができるので効果が上がっていそう。

長い戦いでしたが、ついてしまえば結構いい商品です。ついてしまえばね。。。

まとめ

なんだかんだ取り付けるまで右往左往してしまいました。

取り付けるために使ったお金は、、、カウントしたくない(泣)

もしこれを読んでいる方が取り付ける際は回り道せずに真似してみてください!

それでは!

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